感想:夢をかなえるゾウ0

こんにちは!

感想ブログ2つ目です!

 

今回読んだのは「夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク」水野敬也

 

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夢をかなえるゾウ シリーズの最新作です。

これまでこのシリーズは全部読んできていて、1作目を読んだのは15年くらい前の学生のときだったような気がします。

実写ドラマを見て原作も読んでみようと思ったのがきっかけだったはずです。

 

この本をカテゴリー分けすると、小説なのか自己啓発本なのかどっちなんでしょうね?

 

知っている人も多いと思いますが、このシリーズでは夢を目指す主人公のもとに

ガネーシャ”(なぜか大阪弁を話すヒンドゥー教の神様)が現れて、

様々なちょっとした課題を与え、それを達成することで夢を叶えていくという話です。

 

ただ今回の夢をかなえるゾウ0がこれまでの作品と違っているのは、

主人公に夢がないということです。

親や周囲の人の期待に応えようと生きてきて、

ある程度の大学に入ってそこそこの就職がができたものの、

ふと考えてみれば自分がやりたいことや将来の目標、夢も特にないという主人公です。

 

正直、私はこの主人公に共感すること部分が多くありました。

何かやりたいことがあって就職先を決めたわけでもないですし、

出世欲もなく、ほどほどの生活ができればいいと思っています。

(高い給料がもらえるに越したことはないですけど笑)

 

そんな共感できる主人公が課題を達成していきながら少しずつ変わっていく姿を見て

ちょっと影響を受けたような気がします。

 

なにか夢があれば毎日の生活に活力が湧き、

夢を叶えるためには少々のつらいことも乗り越えられる。

そんな生き方ができればいいなーと、ちょっと他人事のように感じながらも

夢を持つことの大切さを学びました。

 

自分のやりたいこと、夢の見つけ方なんかも学ぶことができます。

これまでのシリーズを読んだ時も、読み終えた直後は

ガネーシャの教えを実行してみるんですがいつの間にかやらなくなっているんですよね。

今回はできることから日々の生活に取り入れてみようかな。

 

この課題はタメになる!と特に思った課題がひとつあり、

それは「過去の出来事を伏線ととらえ、希望を持ち続ける」というものです。

何か腹が立つことや悲しいことがあったときに自分を納得させる方法としてベストな方法だと思いました。

今味わっている悲しみは将来得られる幸せを際立たせるための伏線なんだと思えば、

ちょっとは気持ちを落ち着かせられるだろうなと思い、これから実践してみるつもりです。

 

個人的にはこのシリーズは好きなので、

もう一度1作目から読み直してみて(好きなのにストーリーはやっぱり記憶から欠落しています…)、

自分の生き方とか考え直してみます。

 

それでは!